【徳島新聞】津波避難場所へ経路案内 橘小児童ら手作り看板設置

徳島県阿南市の、小学校と地域自主防災会による、手作り看板の設置の話題です。


津波避難場所へ経路案内 橘小児童ら手作り看板設置 – 徳島新聞社

 阿南市の橘小学校と橘地域自主防災会が12日、橘町内の津波避難場所への経路を案内する手作り看板を設置した。

 看板は縦30センチ、横90センチの木製で、6年生の児童33人が作った。完成間近の橘地区防災公園や、標高10メートル以上の高台など計5カ所の避難場所への方向を矢印で示している。

 設置作業には6年生と自主防災会の約10人が参加し、看板8枚をフェンスにくくりつけたり、地面に打ち込んだくいに取り付けたりした。

 橘町中心部は民家が密集して路地が狭く、初めて訪れた人は道に迷うことが多いという。児童らは、大地震の際に町外から訪れていた人にも避難場所が分かるようにと、看板設置を考えた。